2012年11月6日

シュガーと鶏

ノーダン追悼特集に代表作である「シュガーと鶏」を訳載しました。 作品紹介でもとりあげましたが、シュガー・メクリンの連作はノーダンの代表作であり、またこの短篇は子供から大人まで楽しめる文学として数々のアンソロジーや名作短篇リストにも名前を連ねる名作になっています。ぼくも初めて読んだノーダンの作品がこの短篇でした。ブルーズやロックでも使われるレッド・ルースターという赤茶色の雄鶏の絵柄はその後もノーダンを紹介するときにしばしばイラストで用いられ、ノーダンのイメージと深く結びつくことになったのです。 初出は〈ハーパーズ〉1983年8月号で、表紙は赤く、ちゃんと鶏のイラストも使われています。この漫画っぽいイラストも味わいが深いものでした。ぼくにとっては『蠅の王』以上に印象深い少年小説です。 訳載にあたっては担当編集者のラヴネルさんをはじめ、ご遺族、エージェントなどさまざまな方の暖かいご協力と励ましをいただきました。もう一つ、大人になったシュガーを描く「シュガーとフリークたち」も訳載の予定です。お楽しみいただくと同時に、故人を偲んでいただければ幸いです。 小川隆

2012年9月22日

ワールドSF特集のお知らせ

ワールドSF特集をはじめました。ただ世界の各国SFの紹介を意図しているわけではありません。インターネット時代になって、はじめて世界のSFシーンがつながろうとしているように思います。サイバーパンクのときも世界的に影響は伝わりましたが、そうした英米シーンの伝播という形ではなく、むしろ非英米圏から世界に向けてSFを発表し、交流しようという動きが高まっているのです。そうしたシーンを小説、エッセー、アンケートなどさまざまな形でご紹介していこうと思っています。 まずはアンケートからです。お楽しみいただければ幸いです。 小川隆

2012年8月21日

ルイス・ノーダン追悼特集

今年4月に亡くなったアメリカ南部の異色作家、ルイス・ノーダンの追悼特集を組みました。シュールで、音楽的で、ユーモラスで、せつなくて、ともかく大好きな作家でした。小説、エッセイ、作品紹介、作家紹介などオリジナル書き下ろし作品も含む多彩な内容で、日本では知られることなく逝ってしまった偉大な作家を偲びたいと思います。約2か月にわたって毎週内容を更新していく予定です。よろしくおつきあいください。

2012年7月22日

ジェイ・レイク『星の鎖』第4回アップ

26to50スチームパンク特集より、ジェイ・レイク『星の鎖』第4回をこちらにアップしました。

スチームパンク特集解説

スチームパンク特集解説をこちらにアップしました。お楽しみください。

「スチームパンク・ファッション:楽しさの舞台」をアップしました。

〈スチームパンク・ファッション〉のレビュー記事をこちらにアップしました。