とても悲しいことだけれど、ジェイ・レイクの容態がひどく悪くなっているそうです。去年の夏に癌の再発と転移が見つかって、それから化学療法をつづけていたのだけれど、また暮れに新たな転移が見つかったそうです。余命は1、2年だそうで、養女の成人はおろか、高校卒業も見届けられそうにないということで、ご家族はたいへん落ちこんでいるようです。
いまそのジェイの最後の1年を記録映画に残そうという計画があり、そこでは制作資金を募集しています。
オバマの医療保険改革の恩恵に浴したとはいえ、高額な医療費も予想され、その援助の募金も近々はじめられるということです。横浜のワールドコンにきてくれた数少ない新世代作家ですし、短篇の楽しさも、人柄の温かさも印象に残っています。資質的にはどうも長篇作家ではないような気がしますが、もっと紹介してあげればよかったと思います。ぼくたちにできることはあまりないかもしれないけれど、ともかく彼が生きた証を残そうと必死になっていることはひしひしと感じられます。この映画を見てみたいという方は、どうか資金援助をしてあげてください。右側に援助額に応じた特典が説明されています。
小川
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