トールキンの一連の作品を出版したり、名編集者シーモア・ローレンスの文芸路線でも定評があり、業績不振でHarcourt Brace Jovanovichと統合してからは、SFっぽい作品も出してきたHarcourtの色も残してスリップストリームっぽいすぐれた作品を刊行してきた老舗のホートン・ミフリン社が破産申告をしたという
ニュースが入ってきました。
出版社は内外を問わずいま危機的状況にあるのだけれど、さすがにこのクラスの中堅出版社がやっていけないとなると、一気に大手と独立系との二極分化が進みそう。いずれにせよ、これまでの出版のやり方ではもうどこも生き残れないということでしょう。政治に助けてもらうか、読者に助けてもらうか、待ったなしの選択を迫られていると思うのですが、日本の出版社はだいじょうぶでしょうか。
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