2016年1月20日

デイヴィッド・ハートウェル

友人でもあり、仕事のアドバイスもいろいろくれていた名編集者のデイヴィッド・ハートウェルが脳溢血で倒れ、脳死と判定されているそうです。悲しいです。
何か考えがまとまったらまたお知らせします。
http://nielsenhayden.com/makinglight/archives/016423.html

6 件のコメント:

  1. まだ心停止ではないということで、訃報を訂正しました。いずれにせよ、あとは人工呼吸器をいつはずすかという決断をするだけのようです。お気の毒です。

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  2. 亡くなってしまいました。階段から落ちて、倒れてきた本棚に埋もれて頭から大量に出血しているのを娘さんが見つけたそうです。救急がきたときにはドナーカードをもっているか聞かれたそうですから、もうだめだったのでしょう。悲しいです。いろいろお世話にもなったし、おもしろい本をたくさん作ってくれました。まだ何を考えていいかわかりません。

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  4. すみません。もっと詳しい話が入ってきました。重い本棚をもって階段で運ぼうとして落ちたのだそうです。いずれにしても、本のために命を落としたことに変わりはありません。本が好きでたまらなかったのでしょうね。ハートウェルが本当に好きで薦めてくれた本もまだ日本での版元を見つけることができていません。続篇まで書かせるほど気に入っていた本だというのに。ともかくご冥福を祈るしかありません。

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  6. いちばんの思い出はMirrorshadesを作っていたときのこと。スターリングの要望でひろき真冬さんのカバーを使おうとしていたのだけれど、何せまだ当時は通信がまだ不便だった時代。国際急送便で送るかたわら、ファクスで原画コピーを送ったところ、画質がひどくて不採用になってしまった。原画は届いたものの、ファクスでの印象が悪くて採用にはならなかったのだ。あとでハートウェルは申し訳ないと謝ってくれたけれど、残念な思いをしたものだ。今度の事故もいまだに紙の本を大切にしていたからこそ起きたといえるかもしれない。でも、小説を作り仕上げていく作業はやはりローテクな人間の感覚が大事なのだ。世界幻想文学大賞をプロデュースしたり、本当は科学より人間的なものが大好きな人だった。音楽好きだったし。ああ、やりきれない。

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